先日、アラインテクノロジーという会社の方に来ていただき、美原歯科スタッフで勉強会を行いました。
どんな内容だったかというと、、、
気になっている方もいるかもしれませんが
マウスピースを使う矯正方法についてです。
矯正と言えば1番にイメージするワイヤーを使った矯正方法との違いなど、とても勉強になりました。
マウスピースを使っての矯正は、目立たなくていいが、ワイヤーの矯正と比較して、あまり動かないのではないか??という疑問を持たれてる方も多いかもしれません。
今回勉強させてもらったマウスピースを使う矯正方法「インビザライン」「iGOシステム」は飲食や歯磨きの時間を除く1日20時間以上マウスピースを装着し、1週間から2週間ごとにそのマウスピースを交換していきながら少しずつ歯を動かしていきます。
1枚で動く歯の範囲は少ないですが、1週間ごとにマウスピースを交換することで1ヶ月経てば約1ミリ歯が動きます。
ワイヤーを使った矯正では、1ヶ月で約0.8ミリ歯が動くといわれているそうなので、実はあまり変わらないどころか、それよりも大きく動きます‼︎
痛みもワイヤーの矯正に比べて少ないようです。
お仕事などをされてる皆さんにとっては、目立ちにくく、周りにあまり気付かれることなく矯正を始めることもできますね。
そして、インビザラインとiGOシステムの違いはというと、適応する歯の範囲の違いです。
インビザラインは全顎的に矯正を行いますが、iGOシステムは左右それぞれの第2小臼歯から第2小臼歯までです。真ん中から数えて左右5本目の歯までというイメージでしょうか。。。
ですので、噛み合わせを触らずに矯正ができ、動かす範囲も限られるため、インビザラインやワイヤーを使った矯正よりも短期間で行うことが出来ます。
引き続き、今度はiTeroという口腔内スキャナーの使い方の講習です‼︎
院長の口腔内を撮影。。。
なんとこのiTeroで口腔内の撮影を行うことによって口腔内をスキャンし、立体的に再現することができるのです。
撮影したデータで、矯正を行った場合のビフォーアフターを比較し、患者さんに見て頂いたり、iGOに使うマウスピースを作成したり出来るのです。
そして、スキャンすることによって、型取りをせずに被せ物や詰め物を作成することも近い将来できるようになるようです。
あの苦痛だった型取りをせずに治療できるのは素晴らしいことですね。
このように新しい治療法やより良い治療を皆さんにご提供出来るよう、美原歯科医院スタッフ一同日々勉強に励んでおります。
先程ご紹介したiGOに関しては来年からスタート出来るよう相互実習を行ったり鍛錬を重ねておりますので、しばしお待ち下さい。
ご興味ある方はお気軽にご相談下さいね。
最後に、
年末年始は12月29日の午後から1月6日までお休みとなります。
来年もよろしくお願いします。
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